【あなたの髪質を知って選ぶ】美容師直伝!シャンプー選びで失敗しない全知識|乾燥・くせ毛・ダメージetc.髪の悩みを解決!
毎日何気なく使っているシャンプー。でも、「洗っても髪がパサつく」「うねりが気になる」「まとまらない」といった悩みはありませんか?実は、これらの悩みの多くは「髪質に合っていないシャンプー選び」が原因かもしれません。ドラッグストアやオンラインショップには数えきれないほどのシャンプーが並び、それぞれが「モイスチャー効果」「ダメージ補修」「頭皮ケア」など、異なる効果を謳っています。選ぶのが難しいのは当然です。高額な商品を購入しても効果が感じられない、SNSで評判のシャンプーを試してみたけど期待外れだった…。そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。大丈夫です。この記事では美容師が、失敗しないシャンプー選びの極意を徹底解説します。
■自分の髪質を見極めるための具体的なチェック方法
- 朝起きた時の状態をチェック
- 枕に髪の毛が付いている→抜け毛が気になる状態
- 髪がまとまっている→健康な状態
- バサバサしている→乾燥している証拠
- シャワー中の髪の状態を観察
- すぐに濡れる→髪が細い、またはダメージがある
- なかなか濡れない→髪が太い、または健康な状態
- 絡まりやすい→キューティクルが傷んでいる
- タオルドライ後の様子をチェック
- すぐに乾く→水分を保持できていない
- なかなか乾かない→水分保持力が高い
- 広がる→くせ毛の特徴
■髪質別おすすめシャンプー成分
- 乾燥毛向け
【必須成分】
- ヒアルロン酸
- セラミド
- アルガンオイル
- シアバター
【避けるべき成分】 - 強い洗浄成分(ラウレス硫酸ナトリウム等)
- アルコール類
- 脂性髪向け
【必須成分】
- サリチル酸
- メントール
- ティーツリーオイル
- 緑茶エキス
【避けるべき成分】 - 重い油分
- シリコーン類
- くせ毛向け
【必須成分】
- コラーゲン
- ケラチン
- アミノ酸
- 加水分解シルク
【避けるべき成分】 - 強すぎる洗浄成分
- 軽すぎる保湿成分
- ダメージ毛向け
【必須成分】
- 18-MEA
- セラミド
- 加水分解ケラチン
- PPT(ペプチド)
【避けるべき成分】 - 硫酸系洗浄成分
- エタノール
■シャンプーの正しい選び方と使用方法
- 選び方のコツ
・成分表示を必ずチェック
- 1番目に書かれている成分が主成分
- 2~5番目に書かれている成分が重要
- 防腐剤などは最後に記載
・パッケージの特徴を見る
- しっとりタイプ→クリーム状が多い
- さっぱりタイプ→さらさらした液状が多い
- スカルプケア→清涼感のあるパッケージが多い
- 正しい使用量の目安
・ショートヘア:500円玉
・ミディアムヘア:500円玉大
・ロングヘア:500円玉大 - 効果的な洗い方のステップ
① 予洗い(38℃のぬるま湯で1分程度)
② シャンプーを泡立てる(手のひらで充分に)
③ 頭皮をマッサージ(指の腹を使って優しく)
④ 中間~毛先をやさしく洗う
⑤ すすぎは最低2回(泡が完全に流れるまで)
■季節別シャンプーの使い分け方
- 春(3月~5月)
・花粉対策として
・軽めの保湿ケア
・紫外線対策配合のものを選ぶ - 夏(6月~8月)
・さっぱりタイプ
・スカルプケア重視
・冷感成分入り - 秋(9月~11月)
・保湿ケア開始
・紫外線ダメージケア
・エイジングケア - 冬(12月~2月)
・しっとりタイプ
・保湿成分強化
・静電気対策配合
■シャンプー選びでよくある失敗例と対策
- 価格で判断する
×:高いから良いはず
○:成分や使用感で選ぶ - 口コミだけを信じる
×:人気だから自分にも合うはず
○:自分の髪質に合わせて選ぶ - 洗浄力で選ぶ
×:スッキリ感を重視しすぎる
○:洗浄力と保湿のバランスを見る
■まとめ:理想の髪質へ近づくために
自分に合ったシャンプー選びは、美しい髪を手に入れるための第一歩です。この記事で紹介した内容を実践することで、必ず理想の髪質に近づくことができます。
重要なポイントを最後におさらいしましょう:
- 髪質のチェックを丁寧に行う
- 成分表示をしっかり確認する
- 正しい使用方法を守る
- 季節に応じた使い分けを意識する
- 継続的な使用で効果を判断する
また、シャンプー選びに迷った時は、美容師さんに相談するのがおすすめです。プロの目線からアドバイスをもらえれば、よりスムーズに理想の髪質に近づけるはずです。毎日のヘアケアを楽しみながら、憧れの美髪を目指していきましょう。